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CPブログ - 発達障害の理解のために

発達障害の理解のために

カテゴリ : 
臨床心理士(CP)ブログ » 各種セミナー/ワークショップ
執筆 : 
Blogger's Avatar  2013-4-17 16:13
 ようやく春らしく暖かい日が続くようになりました。4月は新しい環境になったり新しいことが始まったりすることが多く,張り切りすぎて心のエネルギーを消耗しがちですので,楽しみながらゆったりいきましょう。個人的には,最近何かとストレスフルなのですが,できるだけ心身をゆったりさせるようにしています。さて今回は,月例セミナーも間近に迫っていることもあり,発達障害(「害」という表記については議論がありますが,一般的な用語として用いています)の理解について書きたいと思います。
 発達障害は,大きく分けて広汎性発達障害(PDD),注意欠陥多動性障害(ADHD),学習障害(LD)がありますが,僕は主にPDD系のアスペルガー障害や高機能自閉症と診断がついている/つきそうな子どもたちと関わることが多かったので,セミナーではPDD関連が中心になります。ただ,発達障害の診断名も,同じ子が時期によって変わったり,主治医が変わると変わったり,複合的なためにとりあえずの診断になっていたりすることが多くありますので,「何らかの発達的なアンバランスを抱えていることで周囲から理解されない苦悩をもつ」という意味で,発達障害というタイトルをつけています。大ざっぱに言えば,PDDでは物事の認知様式に独特の特徴をもつこと,ADHDでは注意機能の不全があること,LDでは知的能力の落差が大きいことで,本人が周囲から理解されずに苦しんだり,本人の中でもなぜ周囲と同じようにできないのかと自分を理解できずに自分を攻撃してしまったりします。また,周囲で関わる人も,理解できないために暴力的になってしまったり,逆に上手く関われない自分を責めてしまったりして,お互いの関係性が悪循環に陥っていきます。「理解できない」ことが,自他への攻撃として表れていると考えることができます。

 子どもに対しては,中学生ぐらいまでは自分の特徴を理解するといっても限られた範囲になりますので,まずは周囲が理解していくことが大切になります。そして,理解されないことで疎外感や孤立感が高まることから子どもをできるだけ守って,理解してもらえる人がいるという体験を通して,自分の存在が認められているという感覚を育んでいくことが重要だと思います。中学〜高校生ぐらいからは,社会が意識され始めて見られる自分への意識が高まりますので,自分の特徴を理解していくことのサポートが大切になります。大人になってから発達障害と診断された人の多くが,「今まで苦しんできた理由がわかって楽になった」というような感想をもたれますが,周囲に理解されずに責められたりするのは自分が悪いからだ,といった自分への攻撃から開放されていくのではないかと考えられます。セミナーのタイトルには,「プレイセラピー」が入っていますが,子どもは他者と遊びを通して関わろうとしますので,遊びを通して他者に受け容れられたり理解される体験ができるようにセラピストが関わることを重視しています。ただ,通常の臨床心理学の知識だけでは,特に認知様式に独特の特徴をもつPDD系の子どもと関わることが難しいため,教育相談で多くの子どもたちと関わった経験から,理解や関わりのコツのようなものをセミナーでお伝えできればと考えています。

 また,ユング心理学の観点でいえば,発達障害(特にPDD系)を取り巻く関係性の背景には「無価値化」が布置されていると考えています。本人は,もちろん疎外感や孤立感によって自分を「無価値」だと考えるということもありますが,無意識的に「無価値化」されているが故に疎外感や孤立感を生み出すような関係性を取らざるを得ないという観点が有効です。臨床的には,発達障害の特徴を持つ子ども(大人もそうですが子どもの方が端的)と関わっていると,セラピストが「無価値化」されるという体験をするようになります。意識化すれば,セラピストとしての関わりが通じず,自分が役に立たないような無力感に襲われたり,逆に「無価値化」から逃れるためにクライエントである子どもを操作しようとします。でも,無意識に「無価値化」されたセラピストは,子ども自身の「無価値化」されるという関係性に巻き込まれ,知らず知らずのうちに「無価値化」をクライエントに押しつけて傷つけてしまいます。これは,セラピストと関わる前から家族関係にも起こってきますので,特に母子関係の早期においての関係性に強く影響して,家族システム全体に波及していくと考えられます。このため,セラピストだけでなく,家族や関わりの深い他者の理解も,本人に布置されている「無価値化」からクライエントを救い出すために重要になります。セミナーを月例にしたのは,この「無価値化」と取り組むには継続的にセラピストや周囲で関わる人の気づきを高め,関わる人自身もその関係性に布置される「無価値化」から開放される必要があると思っているからです。セミナーでご一緒に学べる機会を,心より楽しみにしています。

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