新年から,投稿が遅くなってしまってごめんなさい。1月の後半に急に寒くなったこともあり,体調を崩しがちになっている感じです。今回は,1年の初めなので,去年の振り返りを含めて,今年の抱負を書いてみようと思っています。もう1月も終わるので,みなさんも今年の抱負を考えられたりしたと思いますが,心の中だけでなく,紙に書いたり誰かに伝えたりしてみると,それについての意識も高まっていいと思いますよ。
2016年を迎えて,臨床心理士の資格取得から10年を迎えようとしています。臨床心理士は5年ごとの更新手続きがあり,研修や研究活動のポイントを申請するのですが,先日その手続きが完了したところです。10年というのはやはり節目になる感じがあって,前に書いた「たましいの願い」に気づき実現するサポートを中心に,新たな方向性に展開していこうという決意を新たにしています。プライベートを含めて,昨年いっぱいをかけて取り組んできた,僕自身の個性化の過程に関する変容や成長を,現実レベルで動かしていくようなイメージでいます。いろいろと,動き出していることもあるので,環境も大きく変わっていくと感じています。その辺りは,具体化したらまた書いていきたいと思っていますが,何かと忙しくなりそうなこともあり,活動のウエイトも変化していきそうです。僕自身,内的な変化を外的な変化につなげていこうとしているところですが,現実はいろいろな要素があるので,どうなるのか未知数な部分もあります。「人事を尽くして天命を待つ」という感じで,歩みはしっかり進めていきたいと思います。
プロセスワークのトレーニングプログラムという枠組みの中で,2年をかけて個性化のテーマに取り組んできたわけですが,ここ1年ぐらいの僕自身の内的な変化が大きくて,自分でも少し戸惑っていたり,人生観ともいえる大きな価値観の転換も起こってきているので,今までの生き方のようなものが変わっていく過程にいるため,怖れのようなものも少し感じています。もちろん,これからの展開を楽しみにしていて,ワクワクしている気持ちの方が大きいですが,ユング心理学で言われる「個性化」という人生の転換期にしっかり取り組むと,これほど大きく変容や成長が起こってくることには,改めて驚嘆を覚えているという感じです。専門家としての視点をもちながら,自分自身の人生を通して検証していくような感覚で,今年の展開に取り組んでいこうと思います。2015年は,とにかく内的な変化が大きくて,「たましいの願い」とつながったというところまでたどりついた感覚があります。2016年は,その願いを実現していくというフェイズに入ってきたと感じているので,「たましいの願い」のサポートをする意味でも,まずは自分自身がその実現までやりきり,実践することが重要だと思っています。
3月末でプログラムを修了し,「プロセスワーク・プラクティショナー」という,プロセスワークの実践家という意味合いの資格を取得する見込みです。前回も書いたように,なかなかハードな1年を過ごしてきたので,2年間のトレーニングも活かして,プロセスワークの応用で「シャーマニック・コラージュ」を発展させてきたように,また新たな形での展開も考えています。プロセスワークの書籍で,声を使って自分の深いところとつながるようなワークが紹介されているのですが,僕自身の関心もあって,それを発展させて何か「たましいの願い」とつながるような応用的なワークができたらと思っています。プロセスワーク仲間で実験的な取り組みもしながら,自分のものになるように洗練させていき,今年のうちぐらいには,お披露目もできるようにと考えています。昨年からは,僕の中でしばらく眠っていた東洋占術師の側面が動き始めて,占いの講義や鑑定会を依頼されたりするようになってきたので,その流れも大切にして,プロセスワークや「たましいの願い」という方向性とからめて発展させていきたいと思います。このブログもその後の展開をお知らせしていく予定ですので,2016年もよろしくお願いいたします。