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2/25の『私設心理臨床のあり方に関する基本見解』をうけての感想

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対象モジュール CPブログ
件名 開業心理臨床(私設心理相談)について
要旨  トップページにもPRがありますが,「認定クリエイティヴ・セラピスト養成土曜講座」の体験版という形で,無料体験・公開講座「クリエイティヴ・セラピー」を開催することになりました。体験したからといって養成講座の受講をしなければいけないというわけではないので...
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2009-4-7 16:15
阿世賀浩一郎 
「日本臨床心理士会雑誌」60号に、日本臨床心理士会の『私設心理臨床のあり方に関する基本見解』が掲載されました(p.61)。それを熟読した上でこのコメントを書いている、現役私設心理臨床従事者です。

確かに、最近の臨床心理士会や資格認定協会の研修会等において、臨士会や認定協会の責任ある立場にある先生が「開業を目指せ。開業を認定した人には、カウンセリングルームの目立つ場所に表示できる特別の認定書を発行する方向で、検討を進めているから」という趣旨の発言を繰り返してなさっています。少し先走りすぎの発言ではないかと危惧してもいますが。

しかし、私は何かそれを、働き口がなかなかない臨床心理士に「自助努力」を奨めるための発言であると、いい意味でも悪い意味でも解釈しています。

安易に開業することは慎むべき、しかし、開業に踏み切る、実力ある臨床心理士が増えないと、臨床心理士という身分への社会的認知は進まないというディレンマがあると思いますが、いかがでしょうか。
投票数:114 平均点:4.47
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009-4-7 23:55
CPmorita  管理人 居住地: 埼玉県越谷市  投稿数: 173
 コメントありがとうございます。『私設心理臨床のあり方に関する基本見解』,昨日手元に届いて,僕も読みました。どの点に問いかけられているのか,読み取れていない部分もあるのですが,僕のスタンスをまとめて書きます。もしかしたら,「第3回私設心理相談研修会」における乾吉佑先生の基調講演に,開業を抑制するような方向のニュアンスを僕が感じてしまったという背景があることが影響しているのかもしれません。なお,「基本見解」については,改めてブログ記事にしたいと思います。
 僕は自分が元々目指していることもあり,基本的に開業推進論者です。開業するだけの目標と覚悟をもって,努力して開業できるだけの実力をつけるという方向は,臨床心理士の質を高める意味でも全面的に賛成です。社会的認知も,実力のある臨床心理士が開業して,「臨床心理士は信頼できて質も高い」という認識が広まるように,積極的に開業を推進していくことが必要だと思っています。そのことはブログでも触れましたし,「日本臨床心理士会雑誌」60号のp.12から掲載されている僕が原稿を書いた『基調講演「私の私設心理相談」およびシンポジウム「私の私設心理相談」を聴いて』を併せてお読みいただければ幸いです。
 ですから,コメントに書いていただいた諸先生方が開業を目指せということを言われることも,前述した方向性をもった発言であれば結構なことだと思います。僕が危惧するのは,ブログに書いたように開業を謳うお手軽カウンセラーの乱立で,実力的にも倫理的にもしっかりしたトレーニングを受けていないカウンセラーたちがカウンセリング/心理療法の全体の質を落とすことです。そして,その質の低下の一因は,ビジネス的な視点に偏りすぎて心理臨床の大切な部分が失われている点だと考えています。この点では,「日本臨床心理士会雑誌」60号のp.15に青木聡先生が書かれていることと恐らく近いと思います。もちろん,開業する以上は,経営という面をしっかり見据えないとならないことは充分承知しているつもりですが,開業を推進する以上は,安易なビジネス論に走らないように特に社会経験の浅い若手を注意して育てる必要があると思います。
投票数:179 平均点:3.91
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2009-4-8 3:47 | 最終変更
kasega  新参 居住地: 福岡県久留米市  投稿数: 2
ユーザー登録させていただきましたのでハンドルになります。kasega=阿世賀浩一郎です。

 CPmorita様、早速詳しいお返事を頂き、まことにありがとうございました。問いかけの趣旨をもう少しはっきりさせてお伝えすべきだったかと思いますが、私としては、この「基本見解」がgood enoughなバランスが取れた、一応及第点の内容のものと思えましたが、そのことについての、とりあえずの総論的ご見解をお伺いしたかったという趣旨です。
 「基本見解」については別のエントリーでアップされるとのことですのでそれをお持ちしたいと思いますが、一点だけ。
 この「基本見解」の「草案」の段階で、「病院心理臨床の経験者であること」という条項がありました。私はこれは議論を呼ぶに違いないと推測していました。
 その理由は、ひとつには、現に開業されておられる臨床心理士の皆様の中には、病院臨床の経験が皆無という方もかなり含まれていると思われたからです。
 更に言えば、病院臨床の経験者であること、即、様々な外部機関との連携についての十分なスキルを持つことを意味しないのではないかという危惧が私にはありました。むしろ、病院という医者を頂点とする組織に適応する中で、自律的・主体的で柔軟な判断力を形成できないままになっている危惧を覚えたことです(もちろん、これは所属した病院の、医師とコメディカルスタッフ全般のチーム的な連携体制がどこまで磨き上げられていたかに大きく依存します)。
 例えば、スクールカウンセラーとして、教育現場で、地域やご家族、先生方、教育委員会、障害児施設、児童相談所などとの連携において、たいへん質のいい経験値をお持ちの臨床心理士でしたら、すでに私設心理臨床を始める上での貴重なスキルをお持ちとみなせる気がします。
 別な例を挙げれば、大規模な大学学生相談室や精神保健センターでの、内部部署・外部機関との連携キャリアが十分ある場合にも当てはまるでしょう。
 そうした意味で、「(私設心理臨床以外の)他領域の臨床経験が十分にあること」という形で「基本見解」がまとめられたことに私は妥当な線を感じました。しかし、そこに含意されているはずの、私が上述したような「主体的で柔軟で一身具現的、領域横断的な連携スキル」ということについて、「基本見解」は、あと一歩具体的に踏み込むべきだったということはいえるかと思います(これを書きながら気がつきました)。
 更に言えば、その方の開業のスタンスにもよりますが、これから開業される方は、一般的に言って、「医療では十分に聴いてもらえないから」あるいは「薬物療法を中心とする医療における、診断や投薬への不信感、あるいはお医者さんとうまくコミュニケーションを取れないこと」を主なる動機づけとして、開業カウンセリングルームを訪れるクライエントさんがかなりの比率になる可能性を覚悟すべきかと思います。
 そうなると、精神医学的なアセスメント、薬物療法についての幅広い基礎知識、お医者さんとのコミュニケーション(「つきあい方」)についてクライエントさんに具体的にコンサルテーションするスキルなど、(どんな臨床心理士にも必要でしょうが)特に私設心理臨床部門を領域とする臨床心理士は、水準の高い研修が必要と思います。そうした意味では、病院臨床の臨床心理士において理想とされる研修とかなりの程度重なる領域があるのは確かかと思います。
 以上、今回の「基本見解」を読む中で私の中に生じていた連想の渦は、基本的にはその辺にあることまでは、お伝えしておく方がいいかと感じました。CPmorita様が別エントリーでお述べになるおつもりのことのお邪魔にならなければいいのですが。

****

 第3回私設心理臨床領域研修会についてのご報告を読まさせていただくことが後回しのまま、先のコメントをお書きしてしまいましたことをどうかお許しください。
 私自身、第2回の研修会には参加いたしましたが、たいへん包括的なご報告をお書きくださっているおかげで、まるで第3回のその場に居合わせたかのような臨場感で研修会の様子が伝わってまいりました。本当にありがとうございます。
 個々の点では、このご報告についての感想としてお書きしたいことはたくさんありますが、一点だけ述べさせていただけると、「いつまでも初歩的な質問や意見が多い」という点に、いたく共感させていただきました。これは私がかつて所属した都道府県臨士会での、私設心理臨床グループのメンバーのみが集まる時間帯で、びっくりした現実でした。その地域は日本でも開業カウンセリングがかなり普及した地域でしたのでなおさらのことでした。
 思うに、いざ「自分自身の問題として」開業のことを考えると、臨床心理士の皆様の多くは、まだ「できれば考えずに済ませたいこと」であり、ほとんど「自由連想」(自分なりのシミュレーションの試み)そのものが容易に淀む段階のようにも思われます。そうした「自由連想の中断」がなぜ臨床心理士自身の中に生じるのかについてのworking throughが、やっとこれから本格化する段階なのかなと、私は思います。

 「お手軽開業カウンセラーの乱立」と「数多くの、プチ社会不安障害状態(?)で堂々巡りの、開業予備群カウンセラー」という二極分化がある気がするのです。

 殊に、心理療法の流派ごとの資格においては、容易に開業という「行動化」は起こさないものの、むしろ「ペーパードライバー」あるいは「一応名取りは取っておく」という方向での行き詰まりもみられる流派もあるのでは? ということもお伝えしたかったのです。

 以上、長文で失礼致しました。
投票数:138 平均点:3.91
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009-4-16 2:34
CPmorita  管理人 居住地: 埼玉県越谷市  投稿数: 173
 kasegaさん,ユーザー登録を歓迎します。また,熱のこもったコメントありがとうございます。個人的には面識があるので「ご無沙汰しております」というところでしょうが,まあハンドル同士ということで(笑)。

引用:

 この「基本見解」の「草案」の段階で、「病院心理臨床の経験者であること」という条項がありました。私はこれは議論を呼ぶに違いないと推測していました。
 その理由は、ひとつには、現に開業されておられる臨床心理士の皆様の中には、病院臨床の経験が皆無という方もかなり含まれていると思われたからです。

 そうでしょうね。「草案」の段階についてはわかりませんが,病院現場の経験者であることが必須かというと,そうではないように思います。僕の病院現場の経験から考えると,患者さんの様相を知ることとか薬物療法の効果や影響が比較的見えやすいとか,通院中のクライエントさんを理解するためには重要な部分があるように思っているのですが,外部機関との連携についてはあまり関係がないように思います。ついでに言えば,医師とそこまで密接な連携をしている開業臨床心理士がどのくらいいるのかというと疑問があります。もちろん,病院勤務で医師との信頼関係ができるまで長年のパートナーシップを続けているなら,それは臨床的にも経営的にも有用に働くことは確かだと思いますが,kasegaさんのおっしゃるように,中途半端にテスターやってましたとかチーム医療の一員でした的なレベルでは,むしろ主体性を損なうという側面もあり得ると思います。また,医療機関で培った信頼関係が有用というのなら,他の領域であってもそれほど大きくは変わらないというのも,ご指摘の通りだと思います。要は,心理臨床家がそれだけの信頼関係を築けるだけの人格であったり,実力であったりを備えているかが問われるということでしょう。これも10年いてもあまり信頼関係を築けない場合もあるでしょうし,量より質の問題という気がします。

引用:

 更に言えば、その方の開業のスタンスにもよりますが、これから開業される方は、一般的に言って、「医療では十分に聴いてもらえないから」あるいは「薬物療法を中心とする医療における、診断や投薬への不信感、あるいはお医者さんとうまくコミュニケーションを取れないこと」を主なる動機づけとして、開業カウンセリングルームを訪れるクライエントさんがかなりの比率になる可能性を覚悟すべきかと思います。

 現在,民間のカウンセリング・ルームでクライエントさんとお会いしていても,そういう方は結構いらっしゃいますね。僕としては,アドヒアランスの観点からも,クライエントさんが知識を得て主体的に動いて医師と共同治療をしていくために,心理臨床家がサポートする形,いわば黒子役に徹する方が,もちろんケースバイケースなのですが,その方がクライエントさんをエンパワーメントすることにもつながるんじゃないかと思っています。そのために,精神医学に関連する知識は充分に身につけておく必要はありますね。

引用:

 「お手軽開業カウンセラーの乱立」と「数多くの、プチ社会不安障害状態(?)で堂々巡りの、開業予備群カウンセラー」という二極分化がある気がするのです。

 このあたりは特に重要なご指摘だと思います。僕は,どうもこの二極分化の後者の方に,開業を漠然と考えている臨床心理士の一群がいるように感じます。それは,どうも広義の「社会性」というところに集約されるように感じるのですが,いかがでしょう?お手軽カウンセラーになって開業するという人たちは,やはり社会経験も豊かで(ある意味では挫折体験かもしれませんが),開業に対しては良きにつけ悪しきにつけビジョンがあるように思うんです。純粋培養の臨床心理士ですと,そのあたりが弱い。「ペーパードライバー」というご指摘も,一種のモラトリアムじゃないかという気がしています。そういう意味で,僕は「基本見解」の何年という臨床経験は,職業的な社会経験と読み替えることができるんじゃないかと考えています。

 なかなかお返事が書けずに失礼しました。いろいろ書いていただいて,むしろ僕の思考は活性化していると思います。助けになることはあっても,邪魔になることはありませんよ。できるだけお返事を書きますので,よろしくお願いいたします。
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