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Blogger's Avatar  2009-2-17 23:23
 確定申告やら何やらで締め切りが多くて,なかなか更新ができていません。年明けから何とか更新を増やしていくつもりで考えているんですけど,改善できず申し訳ないです。出先で書いたりできるように,工夫を始めているところなので,もう少しお待ちください。・・・と言っても,月2回というところかもですが。
 今回は,前回の抱負に続いて,今年もうひとつ新たに取り組んでいこうとしてる,自分の身体をもっとよく見たり感じたりしようということについて書こうと思ってます。前にどこかで書いたことがある気がするんだけど,僕は子どもの頃からアレルギー体質で,アレルギー性鼻炎と食べ物に対する特定不能なアレルギーがあったし,それを含めてあまり丈夫な方ではなかったのと運動が苦手ということがあって,自分の身体については劣等感を持っていたように思う。アドラー的に言えば,元々の仕事だったコンピュータ関係に進んだことは,知的能力で補償しようとしてきたってことかもしれない。臨床心理士は,ある意味で知的専門職とも言えるけど,知的に優れているから上手くいくってものでもないので微妙なところだけど。
 そういう点で考えれば,僕にとっては身体が劣等機能なわけで,いわゆる抑圧されている機能ということになる。臨床心理学を学び始めて,次第に心と身体のつながりへの関心が強くなったのは,ユングの言う個性化の過程が始まっていたのかもしれない。でも,よく考えてみると,自分自身のイメージとしての身体は見てきたけど,肉体そのものとしてはあまり見てこなかった気がする。まあ,肉体としての身体も,それなりにケアしてきてはいるので,子どもの頃から比べれば健康になってきているんだけど,肩こりがひどいとか,全体のバランスが崩れてきているのだけど,そういうところまではケアできていない。要するに,自分の身体に対して,ちゃんと動いてほしい,仕事に穴をあけないように,という感じで心(頭?)に従属するものとして見ているところがまだまだあるなと思った。心と身体のつながりは研究テーマのひとつであるのに,心理的に身体を考えることはあっても,肉体そのものから心につながるようなことを,あまり考えたことがなかった。
 僕はボディワークを比較的多く使うけれど,自分のボディワークをやると言っても,それは自分の心の状態を知るためにとかやることが中心で,肉体としての身体を知るというわけではない。臨床心理学のボディワークではなく,肉体としての身体を知っていくということをしていけば,真に身体の方から心を知るということにもつながるのではないかと思って,いろいろ身体を動かすようなものを体験し始めている。その中でも,ある古武術の身体の動きが自分の身体を知り,崩れたバランスを取り戻すのに役立ちそうだと思って続けていこうかなと思っているところ。まあ,まだ何かを見つけたとか言える段階でもないので,そのあたりはまた何かが見えてきたときに書きますね。

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