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Blogger's Avatar  2017-3-29 18:52
 かろうじて,月末に更新できるタイミングですね。毎度のことながら,お待たせしてすみません。少しずつですが,新しい生活のペースができて落ちついてきました。上野のシェアオフィスに移ったことで,仕事のペースも前より改善しているので,良い方向に進んでいる感じです。今回は,新年度からのプロセスワークのワークショップ形式の催事について書きたいと思います。
 ここ数年にわたって,「シャーマニック・コラージュ」を定期開催してきたことは,以前よりブログを読んでくださっている方はご存じかと思います。「シャーマニック・コラージュ」はもともと,コラージュをプロセスワーク的に活用する形を仲間と共同開発するような感じで進めてたどりついたもので,シャーマンのようにコラージュの夢世界に入るという意味合いで名づけました。プロセスワークをベースに,タロットを用いた占いやリーディングの要素を取り入れて,運命学と心理学の融合も意識しつつ,試行錯誤しながら今の形になったと言えます。それに加えて,「夢カフェwithタロット+音階」「倍音が導くパラレルワールド」の3種類を,新年度より月替わりで開催していくことになりました。この2つは,プロセスワークの仲間で勉強会を行う中で,既存の技法のアレンジや創始者の書籍をヒントに新規の技法を,実際にワークとして試して体験してもらいながらできたものです。

 「夢カフェwithタロット+音階」は,プロセスワークの夢を扱う技法として,特に日本でポピュラーな「夢カフェ」の形式を踏まえた上で,アレンジを加えたものです。占いの要素を取り入れるという意味から,「夢カフェ」では一般的な「神様カード」ではなく,タロットカードにしています。基本的には,夢とカードがシンクロニシティによって結びつくことで,より夢を深めるという方向性を踏襲しています。カードは,開催者によって他のカードと組み合わせることが多いので,それほど独特なわけではないですが,音階を使うというのは新しい試みだと思います。これは,僕自身が音の力,プロセスワークで言う聴覚チャンネルの活用に関心が強いことから来ていて,もうひとつの倍音のワークの経験もヒントになっています。理論的にも,聴覚チャンネルの活用は変性意識状態という無意識とつながりやすい意識状態を導くとされていて,シャーマンがドラムのリズムなどを多用することとも関連があります。夢の中のイメージを音階で表現してみることで,さらに夢を違う側面から深めるワークになっていると思います。

 「倍音が導くパラレルワールド」では,プロセスワークの創始者であるアーノルド・ミンデルの著作で紹介されている倍音のワークをもとに,体験した方のフィードバックを受けて修正しながら形にしたものです。「倍音」というのは,ある音(基音)に含まれる別の周波数の音のことで,周波数が基音の○倍となるので「倍音」と呼ばれます。例えば,今の自分の状態(身体感覚など)からイメージされる音を基音とした場合,そこに含まれる倍音は,別の次元にある自分の状態ということになります。倍音を出してみることで,別の次元の自分とつながりやすくなります。これを「パラレルワールド」と表現しています。言葉で書くと何か難しそうな感じですが,実際に体験してみると思ってもいないイメージが出てきたりして,大きな気づきを得られたりしますので,ぜひ体験してみてください。それぞれのワークは,概ね3ヶ月に1度の開催となります。日程やご案内の詳細は,サイト「運命転換心理学研究所」でご確認ください。関心を持ってくださった方と,体験を通してご一緒に無意識の智恵に気づきを深める場が広がることを,心より楽しみにしています。

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