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CPブログ - 「心理学」についての誤解

「心理学」についての誤解

カテゴリ : 
臨床心理士への道 » 2.臨床心理学を学ぶために
執筆 : 
Blogger's Avatar  2001-9-10 0:00
================================================================
    −−−−− 臨床心理士への道【12】 −−−−−
================================================================
●「心理学」についての誤解
 
 今回はより一般的な話題として、「心理学」という学問についての
 誤解を取り上げてみたいと思います。心理学というものをよく知ら
 ない人が抱きやすいイメージには、よく驚いたり困惑させられます。
 まず多いのが、「心理学を学んでいるなら、今私が何を考えている
 のか当ててみて」とか「なんでも見破られそうで怖い」というもの
 です。でも、心理学を深く学んでいけばいくほど、いかに「こころ」
 というものが奥深く、不思議なものであるかを思い知らされます。
 一生を通して学び続けて、実践と共に研究に取り組んだとしても、
 ゴールにたどり着けるのだろうかと感じるほどです。
 
 「それなら偉そうにカウンセリングなどと言うんじゃない」という
 声すら聞こえてきそうですが、その奥深さを知っているからこそ、
 クライエント(来談者)と共にその深淵に歩みを進めていこうとす
 るのがカウンセリングだと理解しています。こころが、そう簡単に
 把握できるものなら、一般書を読めば誰でも自分で癒せるでしょう。
 それなら、カウンセラーという専門職は必要ありません。
 
 でも、心理学に興味を持って本を読めば読むほど、余計に自分がわ
 からなくなることは多いはずです。そこで投げ出さずに、とことん
 自分を見つめていくだけでも相当なエネルギーがいります。それを、
 自分のことだけでなく他人のことまで、一生をかけて見つめていく
 覚悟をしているのが、心理カウンセラーと言えるかもしれません。
 
 もうひとつ、一般的に見られる夢判断や心理テストというものが、
 心理学的に見るとほとんど意味がないということです。ゲーム的に、
 遊びや話題として楽しむ分には害がないのですが、あまりに真剣に
 なってそれが自分の本質のようにとらえて悩んでしまう人も、時々
 いらっしゃいます。
 
 夢判断や心理テストということを題した一般書のほとんどは、夢や
 イメージを解釈する時の手がかり的な知識を、端的に結びつけてい
 るに過ぎません。間違ったことが書かれているとは言いませんが、
 本来は個別のクライエントの個性や環境、その文脈などを踏まえて
 一緒に考えていくものです。ですから、「可能性」としては言える
 かもしれませんが、あくまでも一般化されたものということを認識
 して、参考程度にとどめるのが適切な態度だと思います。
 
 また、最近よくTVなどで出てくる心理状態を見るチェックリスト
 のようなものがありますが、それなりの意味はあるものの、本来の
 心理テストの簡略版と言えるものが多いようです。それに、そもそ
 もひとつの心理テスト1回で心理状態を理解することは不可能で、
 本来はテストを組み合わせて用いられるものです。ですから、あく
 までも可能性があるということであって、絶対視することは危険だ
 ということを強調しておきたいと思います。
 
 とにかく、実際の心理臨床の現場におけるものと、メディア向けに
 一般化されたものでは大きな違いがあり、それが誤解につながって
 いるということを伝えたかったのです。もちろん、それを理解した
 上で楽しんだり参考にしたりする分には、一般のものも有効に活用
 することはできます。決して、存在を否定するものではありません。
 
 もちろん、このメールマガジンもひとつのメディアであることには
 違いはありません。当然ながら、限られた誌面で文章のみを用いて
 伝えられる部分というのは限定されてきますし、誤解が生じること
 もあるかもしれません。そのギャップを忘れずに、メディアの長所
 を活かして連載を続けていきたいと思います。

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コメント一覧

riku-mama  投稿日時 2007-10-29 23:54 | 最終変更
お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
また、さらに言葉を加えて、伝えてくださり嬉しく思います。
盛田さんの言葉は、平易でわかりやすく、共感できるところがたくさんあります。引用:
クライエントさんの心の道を歩みながら,カウンセラー/セラピスト自身の心の道ともどこかつながっているわけで,そういう意味でも一生ものだなと思っています。
ホントですね。つながっているんですよね。だから一生ものなんですよね。すごいことを、数行で表現してしまう盛田さんはすごいなあと感嘆するばかりです。私は文才がないので、追随することができませんが、盛田さんの言葉から浮かぶイメージだけはしっかりと受け取りました。

この返信のひとつ前の「未承認」は、私が書いたものです(^^;
ログインして、無事に返信することができたようです。
りくまま   投稿日時 2007-10-29 23:30
お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
また、さらに言葉を加えて、伝えてくださり嬉しく思います。
盛田さんの言葉は、平易でわかりやすく、共感できるところがたくさんあります。引用:
クライエントさんの心の道を歩みながら,カウンセラー/セラピスト自身の心の道ともどこかつながっているわけで,そういう意味でも一生ものだなと思っています。
ホントですね。つながっているんですよね。だから一生ものなんですよね。すごいことを、数行で表現してしまう盛田さんはすごいなあと感嘆するばかりです。私は文才がないので、追随することができませんが、盛田さんの言葉から浮かぶイメージだけはしっかりと受け取りました。
CPmorita  投稿日時 2007-10-29 19:03
 りくままさん,再びのコメントありがとうございます。また,ブログもずいぶん昔のものから読んでいただいているようで,嬉しいです。たまに昔のものを読むと気恥ずかしい感じにもなりますが・・・。
 改めて読むと,「すごいこと書いてるよな〜,自分」とか思ってしまうんですけど,実際の臨床現場でどこまでやれてるんだろうとか,反省する部分もあったりします。もう少し噛み砕くと,自分の心を見つめていくだけでも一生もの,クライエントさんとしてお会いする,他人の心を一緒に見つめていくお手伝いをするのも,やっぱり一生ものです。一生カウンセリング/心理療法を受けなきゃいけないわけじゃないけど,とことん深めていくなら一生かかるし,そのぐらいの覚悟を持ってないと,人の人生を左右しかねない臨床心理士という仕事はやっていけないように思います。また,前回の書き込みへのお返事にも書きましたが,クライエントさんの心の道を歩みながら,カウンセラー/セラピスト自身の心の道ともどこかつながっているわけで,そういう意味でも一生ものだなと思っています。
 僕の書いていることは,かなり理想論的なことも書いていると思います。でも,まだまだ理想には遠いのが現実でもあります。でも,「理想を失った瞬間に成長は止まる」「これでいいと思った瞬間に堕落は始まる」というのが僕の持論なので,理想や夢を持ち続けていきたいと思っています。
りくまま   投稿日時 2007-10-29 15:05
 こんにちは。
 先日は、盛田さんのプロフィールを拝見して、書き込みをいたしました。盛田さんとお知り会いになりたいと思ったので、盛田さんのブログを過去のものから順を追って拝読しているところです。
 上記タイトルのブログの中で「自分のことだけでなく他人のことまで、一生をかけて見つめていく覚悟をしているのが、心理カウンセラーと言えるかもしれません」という一文に深い感銘を受け、また書き込みをいたします。
 私も「あこがれ」だけで臨床心理士を目指そうと思ったわけではないのですが、盛田さんの一文に改めてカウンセリングの重さを感じました。「他人のことまで、一生をかけて見つめていく覚悟」って、なかなかできないですよね。深いな、と思うと同時に、心理学を学ばれている途中でこのようなことを理解されていた盛田さんは、今なお素晴らしいカウンセラーであろうと思いました。
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