-

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
Blogger's Avatar  2018-12-28 17:16
 年末年始にかけて,寒さが厳しくなってきていますね。風邪も流行っているようで,僕も風邪をひいてしまい,今は治りかけですが,ブログ更新の予定も遅れてしまいました。野口整体的には,風邪は身体を弛める働きがあるので必要な側面もあるのですが,症状はつらいものです。みなさんも,心身ともに気をつけながら,年末年始のリフレッシュをされることを願っています。よいお年をお迎えください。今回は,公認心理師の合格のご報告と今後についてのお知らせなどを書きたいと思います。
 公認心理師の第一回国家試験の結果が,11月30日に発表となり,無事に合格通知が届きました。設問の問題点や正答率などで,採点や配点が調整されたようですが,得点はは70%を越えたぐらいでした。自己採点などで大丈夫そうではありましたが,合格通知を手に取ると安心感はありましたね。医師の指示を受けるということが法制化されたため,当面の運用基準は出ているものの,開業としてはいろいろ考えていく必要があります。来年の心理臨床学会の自主シンポジウムで,開業臨床をテーマに医師の指示問題について担当して話す機会もありますので,情報を集めたりしながら考えていきたいと思います。なお,公認心理師は,試験合格後に登録をしないと公認心理師を名乗ることができないので,まだサイト上などでは公認心理師を掲げていません。12月初旬に登録手続きの書類を出しましたが,登録完了までには最長3ヶ月ほどかかるとのことで,登録完了の通知が来てから正式に公認心理師を掲げていきたいと思います。

 公認心理師法によって,カウンセリング/心理療法を行う際に主治医がいる場合には,医師の指示を受けることが必要になりますし,主治医がいるかどうかを確認するような配慮をしていくことになります。しかし,クライエントさんが主治医と異なるアプローチを求めて,カウンセリング/心理療法を希望される場合も経験的にありますので,主治医の指示を受けるという点をどう運用するかというのは難しいところです。法律も本来,クライエントなど利用者の利益にかなうようにというのが主旨ですので,クライエントの希望が考慮されるべきだと考えています。公認心理師を掲げて仕事をしていく上では,主にこのような点が今後の規定を検討していく際にポイントになってきます。公認心理師の団体も複数できてきていますので,恐らく臨床心理士の関連が強いところに所属するようになると思いますが,情報を集めて動向を注視していきながら,必要に応じて連絡して確認をとったりしていこうと考えています。

 2019年に向けて上記に直接影響されない部分を,▲運命転換心理学研究所▲の運命転換サポートや占術鑑定,▲こころオフィス・盛田▲のカウンセリング/心理療法,▲こころ道場▲のパートナーシップコンサルなどの個別相談に関して,料金体系の整理やキャンセル料の規定の明示化などのために,案内の内容を改定しました。料金は,原則月謝制をとっていたものを撤廃し,シンプルに単回の料金のみに変更しました。回数割引に当たる部分はなくなりましたが,単回の料金は変更ありません。また,恋愛やパートナーシップのコンサルティングも行うようになっているので,カップルカウンセリングの料金を割増設定から明示する形に変更し,ご利用しやすく改定しました。キャンセル料は,カウンセリングが開始となる時期に提示していましたが,規定として明示する方が説明として適切だと考えて,案内文に加えました。ワークショップ関係は,来年から改編していき,「こころヴォイス」をはじめ二部構成をとるものが増えることなどもあり,こちらも回数割引に当たる料金設定はなくなりました。詳細は,▲ご予約/お申込のご案内▲ページでご確認いただければと思います。それでは,2019年もよろしくお願いいたします。

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.kokoro.net/modules/cp_blog/tb.php/261