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CPブログ - 『私設心理相談のあり方に関する基本見解』

『私設心理相談のあり方に関する基本見解』

カテゴリ : 
臨床心理士(CP)ブログ » 臨床心理士資格関連
執筆 : 
Blogger's Avatar  2009-4-10 1:03
 今回の内容は,「日本臨床心理士会雑誌」No.60 に掲載された内容と関連していますので、臨床心理士の方でないとわかりづらいかなと思いますが,資格制度の中では重要な動きだと思うので感想や意見を書きたいと思います。なお,前回のブログで書いた内容は,同誌p.12より掲載されている僕自身の原稿に対する,補足的な内容となっていますので,併せてお読みいただけると幸いです。可能な範囲で,同誌を読めない人にもわかるように書いていきます。
 日本臨床心理士会として,表題のような基本見解が出されました。内容の詳細はある意味では内部資料なので書かない方がいいと思うので避けますが,開業(ブログでは一般的なこの用語を使っています)するにあたって,必要と考えられる心理臨床の経験や研修,連携のためのネットワーク,開業の前提となる環境や条件などについて網羅的に挙げられたものです。また,将来的には登録制度を整備する方向ということも検討されているとのことです。感想として大ざっぱに言えば,内容的には妥当なんだろうと思います。
 ただ,基準として経験年数とか研修時間数とか,量的な基準が中心になるのは,ある程度の目安になると思うんですが,クライエントさんにとって必要なのは質の問題,要するに信頼と実力の部分だと思うんですよね。その辺りをもう少し加えてもいいのかなと。例えば,SVをある程度義務づけるとすれば,そのヴァイザーがヴァイジーの心理臨床の質を評価するとか,一定以上の質を保っている人が開業していますという制度にしていく方がいいんじゃないかと。まあ,そういうことを言い出すと,今度はヴァイザーの質とか適正な評価方法ということについての検討が必要になるわけですが。私見としては,何年経験があるとか何百時間研修したとかは一定の基準にはなるけど,それが必ずしも実力につながるとは限らないと思っているので,質を基準にするということが大変なことを承知しつつも,量的なものではなく質的なものを扱う臨床心理士だからこそ取り組んでいく必要があると思っています。
 あとは,同誌p.12の原稿でも少し触れましたが,開業を目指すための研修制度をもっと充実させていってほしいという想いがあります。大学院のカリキュラムで開業に特化した授業もありませんし,開業に関して必要なことを実務的な側面(開業届や確定申告とか)や,これも大学院では充分とは言えない開業に特化した倫理面の具体的な知識や対応とか,開業の影とも言えるビジネス的思考への偏向についてお金や経営の問題まで含めて,心理臨床ならではという形で,正面から扱っていく必要があるように感じています。まあ,そんなことは自分で調べたり身につけたりするべきという意見も多いような気がしますが,別に手取り足取りレクチャーするべきというわけではなく,前にも書いたように,社会との関係が強くなる開業領域では,社会性やお金に関連する心理的な動きについて,特に充分な自覚をもっていかなければならないと思うので,そういうことにきちんと取り組んでいくという姿勢を身につけていくためという感じです。実務的なことは,やり始めればキリがないですから,基礎的な知識を得たら,後は自助努力で頑張るしかないですしね。あとは,独り善がりに陥りやすいことの緩和のためにも連携のためにも,登録制にするなら登録者間のネットワーク作りもしていくとよいと思います。
 気になるのは,基本見解という形で示されるガイドラインが,実際に開業するための条件とされるのかというところですが,恐らく開業しようとする臨床心理士に対してそこまでの強制力は日本臨床心理士会としても取れないでしょうし,全ての案件について管理できるわけでもないでしょうから,ガイドラインを満たしている証としての登録制を整備して,日本臨床心理士会が認める開業という形を作るということなんだろうと推測しています。

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コメント一覧

kasega  投稿日時 2009-4-11 22:55 | 最終変更
拝読させていただきました。

まず、

>登録制にするなら登録者間のネットワーク作りもしていくとよいと思います。

これはたいへん重要なご指摘と思います。

しかもそれが、対象領域ごと、ましてや流派ごとにまとまるネットワークではなく(!)、「地縁的な」ネットワークとしての性質を重視すべきではないかと私は思います。

これはむしろ、人口が多い、都市部の、開業カウンセリングルームが乱立する地域でこそ重視されるべきでしょう。

駅の反対側の出口にある別流派の開業臨床心理士と名刺交換も電話連絡もしたことがなく、ライバル意識だけを感じ、クライエントさんにすら相手の悪口をもらしているというのでいいのかどうか? 

同地域の開業臨床心理士同士は、文字通りのgentlemen(wonen)同士の関係であるべきでしょう。


次に、特に締めくくりの部分、

>恐らく開業しようとする臨床心理士に対してそこまでの強制力は日本臨床心理士会としても取れないでしょうし,全ての案件について管理できるわけでもないでしょうから,ガイドラインを満たしている証としての登録制を整備して,日本臨床心理士会が認める開業という形を作るということなんだろうと推測しています。

私自身いつの間にか曖昧なまま、前回のエントリーでもコメント差し上げてしまった点を、明晰に読者に示していただけた、大事な箇所と思います。

すなわち、

「登録制」とは、

1.「開業していることを臨士会に登録する」
2.「ガイドラインを満たしていると登録証が発行される」

というシステムのことであり、この「ガイドライン」を満たしていると臨士会が認証しなくても、臨床心理士としての資格認定と更新がなされている限り、臨床心理士の名を掲げて開業することそのもの可能、という形になるでしょうね。

このあたりのことそのものが、臨床心理士自身(!)、ましてや一般の皆様にはわかりにくくはあるかもしれませんが。
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