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CPブログ - 「精神障害者=犯罪者」の偏見

「精神障害者=犯罪者」の偏見

カテゴリ : 
臨床心理士への道 » 1.臨床心理士を目指して
執筆 : 
Blogger's Avatar  2001-6-10 0:00
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    −−−−− 臨床心理士への道【09】 −−−−−
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●「精神障害者=犯罪者」の偏見
 
 今回は、前回の偏見についての補足を中心にしようと思っていたの
 ですが、大阪の悲惨な事件が発生したため、それに関連したものに
 急遽変更して書いてみたいと思います。
 ご存じの方がほとんどかと思いますが、6月8日、大阪の小学校に
 精神障害を抱える男が乱入し、多くの児童を殺傷するという悲惨な
 事件が発生しました。本当に衝撃的であり、犯人に対する憎しみや
 怒りの感情を禁じ得ませんが、別の心配もまたあります。
 
 簡単に前回の補足をしておきますが、自他を問わずに傷つける危険
 が及ぶような場合、特に犯罪の危険がある場合には、少し違う問題
 になってきます。措置入院という制度があり、強制的に入院させる
 ことがあります。簡単にいうと、自他に及ぶ可能性のある危険等を
 回避するための対応を取るわけです。
 
 その他、薬物への依存症など、精神障害に至った経緯を本人が反省
 していかなければならない障害もありますし、犯罪を犯した場合は
 当然ながら法的に裁かれなければなりません。前回のテーマは偏見
 のために、社会復帰できても偏見のために制限を受けたり心理的に
 つらい想いを抱えているという人がいるということを伝えたくて、
 書いたものです。
 
 そして、今回の事件に限りませんが、マスコミの報道などによって
 精神障害を抱える人が犯罪を犯すかのような誤解や偏見が広まるの
 ではないかという危惧を感じています。精神障害を抱える人のうち、
 犯罪性のある割合はごくわずかです。日本国民全体の統計をとれば、
 一般の犯罪発生率とほとんど変わらないのではないかと思います。
 「席を詰めて」と言っただけでキレたり、一般人でも簡単に犯罪に
 向かってしまうこともあるわけですからね。
 
 精神障害といっても症状はいろいろですが、幻聴や妄想に悩まされ
 たとしても、多くはそれにおびえたり苦しんでいるわけで、自殺を
 考えることは多くても、他者に危害を及ぼすことは少ないのです。
 社会復帰しても円滑な人間関係を築くのが大変だったり、偏見で見
 られることを恐れて病気をひた隠しにして、身を縮めるようにして
 生きている方が多いのです。
 
 障害者福祉の観点からいえば、障害を個性のひとつと捉えて一般の
 人と同じように生活できるように社会的サポート体制をとるという
 ことがよく言われます。もちろん、それは理想であり目標ですが、
 やはり精神障害に関しては偏見が非常に強く、体制がそうなっても
 形だけを作ったようになりかねないと思います。そういう意味で、
 前回も精神障害に関する偏見というテーマで書いた次第です。
 
 乙武洋匡さんがマスコミに登場したこともあり、身体障害に関して
 はバリアフリーということも盛んに言われたり、偏見も昔に比べて
 減ってきているように思います。知的障害や精神障害は、身体障害
 のように目に見える部分が少なく、ついつい一般の方はよくわから
 ない故のある種の恐怖感を覚えたりするのもよくわかります。でも、
 根本的には身体障害についても昔は「よくわからない」故の偏見が
 あったように思います。
 
 障害に関する知識を広めるというのも大切なことですが、障害を抱
 える人自身が周囲のサポートがあれば同じように幸せに生きられる
 んだという声を発することは、重みのある素晴らしいメッセージに
 なります。もちろん、周囲の状況も考えなければいけないですから、
 闇雲に障害を知らせることが良いとは言えませんが、周囲の理解と
 合わせてメッセージの小さな輪ができれば、少しずつそれは広がっ
 て行くのではないかと思います。
 
 「臨床心理士」という目標を持ちそれを目指す以上、クライエント
 (来談者)のために一般の偏見を減らす努力をすることも、大切な
 役割のひとつだと思います。微力ではありますが、みなさんの心に
 少しでも残していただければ幸いです。

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コメント一覧

CPmorita  投稿日時 2006-4-1 15:37 | 最終変更
 記事中に、精神障害者の方の犯罪発生率について私見を述べて、「一般の犯罪発生率とほとんど変わらないのではないか」と書いたのですが、その後の情報で、精神障害者の方の犯罪発生率は、一般の発生率と比べてかなり低いということがわかりました。
 上記は,当時(2001年の終わりぐらい)ニュースステーションの番組中で触れられた内容を根拠にして,連載の補足として書いたものですが,産業衛生学関連のコンテンツ作成者からメールをいただき,「精神障害の人と一般の人とでは、犯罪発生率は変わらない」という専門家の見解があるそうです。
 統計というものも,いろいろな条件で結果が変わったりするのですが,いずれにしても精神障害者の犯罪率が一般より高いということはなさそうですね。
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