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CPブログ - 無資格カウンセラーの弊害

無資格カウンセラーの弊害

カテゴリ : 
臨床心理士への道 » 1.臨床心理士を目指して
執筆 : 
Blogger's Avatar  2001-7-10 0:00
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    −−−−− 臨床心理士への道【10】 −−−−−
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●無資格カウンセラーの弊害
 
 この連載も早いもので10回目を迎えました。今回は、一応のひと
 区切りとして、カウンセリングに関連する資格と現在の社会的な問
 題点を取り上げてみたいと思います。
 「カウンセリング」という用語は、ここ数年の心理ブームもあり、
 非常にいろいろな分野に広がっています。また、「臨床心理士」と
 いう資格の名称も、スクールカウンセラーの導入をきっかけに一般
 的に認知されてきた感があります。このような影響もあって、まだ
 まだ敷居は高いものの、心理カウンセリングを受けたいと思う方も
 徐々に増えてきていると思います。
 
 精神科などに行くのに抵抗がある人でも、カウンセリングと聞くと、
 行ってみようかという感覚になっていると思います。それを背景に、
 何度か自称カウンセラーという人の所を訪れ、心の傷をさらに深く
 されたりカウンセラー不信のようになって、私のところにも相談を
 持ちかけてくる方が時々いらっしゃいます。
 
 私はまだ臨床心理士の資格取得を目指す身ですが、心理学の勉強を
 しているというので相談されるようですが、そのような方のお話を
 聞いていると、いいかげんなカウンセラーが多いのに驚かされます。
 詳しく調査しているわけではないので実態はわかりませんが、たく
 さんの民間団体などが独自のカウンセラー資格を与えているために、
 カウンセラー全体の質が低いということが言えるように思います。
 
 一時、日本ではロジャース派と呼ばれるカウンセリング手法が全盛
 の時期があり、臨床心理士を含む多くのカウンセラーがその手法で
 カウンセリングをしていました。ロジャース派の基本的な考え方は
 非常に優れたもので、現在の臨床心理士の教育でもカウンセリング
 の基本的な態度ということで必ず出てくるものです。民間のカウン
 セラー養成講座の類も、この理論を教えているものが多いようです。
 
 ロジャース派の理論を説明するにはスペースが足りませんが、この
 中の「傾聴」と「共感」ということを単純に解釈して、「うなずき
 ながら聞いていればいい」式のカウンセリングがまかり通っている
 状況があるようです。きちんと勉強していれば、そんな単純なこと
 でないというのはすぐにわかってくることですが、民間の講座など
 では説明や訓練が不十分だったり、講師自身が安易なとらえ方をし
 ていることが多いようです。
 
 「臨床心理士」の資格は、大学での心理学履修を前提とした大学院
 教育という何年もの勉強と訓練を経て、やっと受験資格が得られる
 ものです。それに対して、民間のカウンセラー資格は、数ヶ月とか
 極端なものは数回の講座を受講して簡単なロールプレイ(練習)を
 すれば資格が与えらるものが多いです。いわばカルチャースクール
 のようなノリで、カウンセラーが誕生するような印象があります。
 
 もちろん、資格取得までの道のりよりもそれからの実践や研鑽の方
 がより大切とも言えますので、民間の資格などで基本を習得された
 方が、実践・研鑽を積んで素晴らしいカウンセラーになっている場
 合もあると思います。臨床心理士の資格があっても、100%優秀
 とは言えませんし、経験が乏しければ知識だけの役に立たないカウ
 ンセラーになってしまう危険もあります。
 
 それでも、やはり一定の専門教育を経ていることは、クライエント
 (来談者)の安心感にもつながりますし、これだけこころの問題が
 重視されてきている時代に、一定以上の質を証明できる公的資格が
 あることは必要なことだと思います。何と言っても、いいかげんな
 カウンセリングでクライエントに不利益を与えるようなことがない
 ようにする必要性を痛切に感じています。
 
 また、精神科領域で働く医師・看護婦(士)・精神保健福祉士(PSW)・
 臨床心理士の中で、未だ国家資格でないのは臨床心理士だけです。
 もちろん、関連団体などが努力しているはずですが、様々な要因が
 あってなかなか進まないのが現状のようです。こういう現状を動か
 すための原動力には、やはり一般の皆さんがそういう一定レベルを
 保証された国家資格を求めていくという、世論の高まりも重要では
 ないかと思います。単なる心理ブームに終わらずに、資格の制度や
 身分法の整備につながっていくことを切に願っています。

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コメント一覧

CPmorita  投稿日時 2009-12-6 19:20
 忙しかったり自分自身の内的なプロセスにはまっていて,お返事が大変遅くなってしまいました。ごめんなさい。今更ですが,書き込みを歓迎します。ありがとうございました。
 公的機関での相談に不信感を抱かれたようですね。思ったような相談を受けられなかったことを残念に思います。公的機関ですと,料金が発生しないことも多いかと思いますが,給料をもらうための仕事という感じでパターン化してしまうというか,そういうところに陥ってしまうことはすごく注意しないといけないと思います。的外れなことを言っていたらすみません。
 僕も,勤務先の一部が公的機関ですが,通常のカウンセリング/心理療法のようにお金の授受が発生しない方がむしろ難しいと思います。お互いにどこか甘くなるというのか,別に手を抜いているわけじゃないんですけどね,やっぱりお金の授受があると引き締まります。最初は微妙な甘さなんでしょうけど,そういう形ばっかりに慣れてしまうと,質が落ちてくるので,公的機関のカウンセラーというのは特に向上を求める気持ちがないといけないと,改めて感じました。ありがとうございます。
 ロジャース派にしても何派にしても,限界はあります。万能な理論や技法というのは存在しません。クライエントさんに合わせて,最も適切なアプローチができることが大切だと思っています。もちろん,向上心がないとどうしても惰性的になっていきます。あまり自信がないのも困りますが,常に自分のやっていることがこれでいいのかとチェックして,足りない部分を向上させていくことは,カウンセラーの責任だと思っています。
失敗したクライアント   投稿日時 2009-11-6 9:24
公的機関の精神保健福祉士の相談を受けたましたが、”お金のためにやっている”ことがよくわかりました。カウンセラーという人もいますが、その人も共謀しています。雑なカウンセリングは周りにいくらでもあります。
ロジャース派には限界もあろと感じています。しかし、何派であるにせよ、カウンセラー自身の向上心が不可欠ですよね?公的機関に勤める医師・看護士・精神保健福祉士も不勉強な人が目立つと思います。
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