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CPブログ - カウンセラー/セラピストのあり方

カウンセラー/セラピストのあり方

カテゴリ : 
臨床心理士(CP)ブログ » 心理臨床の現場から
執筆 : 
Blogger's Avatar  2017-8-26 16:17
 夏休みでリフレッシュした方も多いかと思いますが,8月は雨続きで気温の変動も大きくなっています。休み明けの仕事などに心身がついていかないことも多いので,注意してくださいね。学校も,2学期が始まる前後は子どもの気持ちが揺れやすいので,様子をみてあげてほしいと思います。今回は,カウンセラー/セラピストのあり方について,基本的なことを含め深層心理学的な観点で書いてみます。
 カウンセラー/セラピストのあり方について,多くの方が学ぶのはロジャースが提唱した3条件の中の「自己一致」ということではないかと思います。もう少しかみ砕くと,カウンセラー/セラピストが自分自身の心と向き合って,それを理解していて言動も自分の心からズレていないこと,という感じです。カウンセリング/心理療法の中では,クライエントとの間の関係性で様々なことが起こってきます。精神分析的な文脈で言うと,転移/逆転移が起きていることに気づいていることが大切になります。クライエントから転移感情を向けられたときに,転移が起こっているというだけでなく,それに対してカウンセラー/セラピストの心がどう反応しているかにも気づいていることが重要です。陽性の恋愛感情などを向けられたとして,カウンセラー/セラピストも心を動かされて恋愛関係になってしまったら,もうカウンセリング/心理療法の関係性ではなくなります。これは,比較的気づきやすいのですが,陰性の怒りなどの感情を向けられたときに,カウンセラー/セラピストが本当は動揺したりしているのに気づいていないとなると,自己一致とは言えなくなります。これは,逆転移の場合も同様で,カウンセラー/セラピストの側に陰性感情が起こってきたときの方が,気づきにくいと言えます。セッション中に気づけているのが理想ですが,セッション後に振り返る時間をもてるようにして,自分の心の動きを見つめることが重要です。

 カウンセリング/心理療法の関係性の中で起こることは,多くの場合,クライエントが来談したテーマに関連して起こってきますので,カウンセラー/セラピストの見立てをもとにして,その感情なり反応なりがどのような背景で起こっているのかに思いを馳せるような感覚でいることが大切です。さらに,それに対するカウンセラー/セラピストの感情なり反応なりに気づいて,クライエントのテーマやそれを反映する何らかの関係性がそこで生じていると考えていきます。それは,深いレベルの共感で起こっている,クライエントがまだ気づいていない感情かもしれませんし,クライエントの中でコンプレックス化している関係性における,相手方の感情かもしれません。あるいは,カウンセラー/セラピストの中にあるテーマが関連していることも意外に多いので,その判別も必要になります。この意味で,自分自身が抱えているテーマに気づいていなければ,カウンセラー/セラピスト自身の感情や反応でクライエントとの関係性に悪影響を生じてしまうので,深層心理学系では教育分析が重視されるわけです。とはいえ,カウンセラー/セラピストも人間ですから,全く自分自身の感情や反応が出ないわけではありません。そこに気づかずにいると,いわゆるアクティングアウト(行動化)を起こしてしまうので,自分自身の感情や反応に気づいているということが大切です。

 理不尽な怒りを向けられたりした場合も,カウンセラー/セラピストの側も揺らされたりしますが,そこで沸き起こった怒りを返したり,防衛的になって自己弁護したり,いいカウンセラー/セラピストという仮面で平静を装ったり,では自己一致にならないわけです。今ここで,こういうことが起こっているというのを,もう一人の自分が俯瞰して見ているように,カウンセラー/セラピスト自身に起こっていることも含めて,気づいていることが重要です。それをクライエントにどのタイミングでどう伝えるかは,見立てに基づいて判断していきます。ユング派やプロセスワークなどの深層心理学では,クライエントとカウンセラー/セラピストの間で,無意識の深いレベルでは境界がなくなるほどつながっていると想定しています。カウンセラー/セラピストが自分のテーマと向き合っていくことで,クライエントのテーマが良い方向に展開していくという側面もあります。この意味では,カウンセラー/セラピストのあり方としての専門性というのは,そこで起こっていることに気づいているかどうかに尽きると言ってもいいと思います。その気づきの力,アウェアネスの高さが,ひいては,混乱して余裕がなくなっているクライエントに対して,明晰さを保って余裕をもてる状態のカウンセラー/セラピストが提供できる,癒しであったり変容や成長であったりするわけです。技術的なこともいろいろありますが,ロジャースが「自己一致」を最も重視したように,実践においてはカウンセラー/セラピストのあり方が最も重要だと考えています。

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